思い

深刻化する“若者の神社離れ”を防ぐ

文明開化から戦後の成長期を経て、日本の人口は劇的に増えていきましたが、それに対して神社の氏子数は減っていく一方であり、根本的な解決手段をはかる時期にさしかかっています。

現代は1億人ほど人口が増えていますが、25年後に40パーセントもの神社が消滅するという試算が出ています。
人口は増えているのに氏子数は減っていくという状況、これは神社そのものへの関心が著しく薄まっているということに他なりません。

事業再生の立場から、退廃していく神社を保全する術を考えてきましたが、とくに若い世代の関心を集めるためには、全く異質なブランディングをする必要があると思い、このプロジェクトを立ち上げることと致しました。

現実的な復興支援の方法等は現在調整しております。内容が決まり次第、追ってご報告させていただきます。

代表より

若者の「日本文化への興味」が減退しており、
日本を捨てて海外に移住したい、という人が年々増加しています。

それは、素晴らしい日本文化がどこか「取っ付きづらく」「広く若者の興味を喚起するようなアプローチが取れていない」という事だと懸念しています。

もう一つは「日本文化の核は神道にあり、
神社は日本文化のタイムカプセルである」と感じています。

地域の神社の神饌には郷土料理の原型が見えるし、
御祭神と地域の産業とは深く結びついています。
全国にある古の社と若者の興味を繋ぐ使命を強く感じ、音楽シーンの最先端にいるアーティスト達とともに「神様アイドルプロジェクト」を立ち上げる事となりました。

代表:オキタ リュウイチ

なぜ神社が消滅するのか?

フィールドワーク的に数年間、日本の地方にある古い神社の調査を行っていて、幾つかのポイントに着きあたりました。
一つは、
◉神社は、過去コピーアンドペーストすることによって量産された→その結果全国で11万社に
◉コピーされる元ネタとなる、”ソースとなった神社”が各地に存在する
◉現状はご利益信仰をうまくうたえた神社のみが集客出来ており、日本にとって本当に重要な”元社”が消滅の危機にある
という事がわかってきました。

さらに地方の古社を取材すると、末端に行けば行くほど宮司数が少なく、宮司が15~16社を一人で担当しており、ほぼ1年間放置されている、という現状が通常である事が明らかになってきました。宮司数を増やせば、古社が守られるのか?と更に調査を進めると、確かに少ないが、江戸時代から宮司数は変わっておらず、実際の神社運営者である「氏子数の激減」が真の原因である事に突き当たったのです。

現状の地域の”元社”の祭は、平均年齢70歳の数人の方々が村の祭祀を細々と伝承しており、その方々が亡くなると、村からオリジナルの祭祀や神社が消滅していく、という流れなのですが、江戸時代の人口4000万人前後に比べ、現状は1億2000万人という事を考えると、「氏子数の減少=神社への興味の減少」に他なりません。
江戸時代に比べ、移転が自由に出来るようになった事で私達は人生の選択肢が広がりましたが、その結果として何か大事なものを犠牲にしているのかもしれません。

私達はこれからの日本を担う若年層を中心に新しいアプローチで神社への関心を高める足掛かりとなる活動を目指しつつ、地域の祭りや神社などの守らなくてはならない伝統を若い世代に伝承してゆくお手伝いもしていきたいと考えております。

そのため、短期的な戦略としては、様々な地域の祭りや催しに神様アイドルプロジェクトとして出演し、
地域社会(=古社)と現代の若者をつなぐための関心の糸口を増やせないかと考えております。

具体案に神様アイドルプロジェクトは何をしていきたいのか?

□ 神社のPR大使として神社の保全に関心の低い若年層にアピールをする。
□ 地方の祭事などの出演に関して稼働費(交通費、宿泊費)以外の全ての収益を神社に寄付する。
□ 地方の重要な神社(重要だが宮司もいない、潰れかかっているような古社)を地方自治体や企業と連携し再生させ、新しい祭を企画し再度活気を取り戻す。
□ 海外に向けて情報発信し、オリンピックに向けて訪れる海外からの来訪者に日本の遺跡である神社をアプローチし、国内外からの参拝者の比率を増やす。

神様アイドルプロジェクトの活動は、神社と「和」の幸せ情報誌「WAGO(和合)」にも掲載されています。
>WAGO 掲載内容

>神社と「和」の幸せ情報誌「WAGO(和合)」についてはこちら

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